急性中耳炎の症状

急性中耳炎の主な自覚症状としては
・耳痛
・耳閉感
・難聴
・耳だれ
などですが、これらが全て出るわけではありません。炎症の時期と程度によって異なり、耳痛をそれほど感じないこともあれば、あまり発熱を伴わない場合もあります。
急性中耳炎とは、中耳の粘膜が急激に炎症を起こす病気です。乳幼児の場合、耳管の構造上の問題に加えて免疫系も不完全なため、風邪を引いたなと思っているうちにあっというまに中耳まで炎症が広がってしまうこともあります。
急性中耳炎の症状として真っ先に挙げられるのは「痛み」です。中耳の粘膜が炎症を起こすと、中耳腔に膿がたまりはじめます。その膿が鼓膜を圧迫しはじめるとさらに「痛み」は強くなります。
例えば夕方ぐらいに耳が痛み始めて、痛みがだんだん強くなっていき、そのまま朝まで我慢しているうちに今度は耳漏が出てくるようになります。耳だれというのは、中耳にたまった膿の圧力が強くなり、鼓膜を破って膿が出てきた状態です。急性中耳炎でも耳漏が出始めると痛みが少し改善されることがあります。
耳だれによって破けた鼓膜は、鼓膜切開などで人為的に鼓膜に孔を開けた場合に比べると自然閉鎖しにくいのが一般的です。
耳の痛みを感じてから耳だれが出るまでの時間は個人差がかなりあります。また、中耳炎の人全員に耳だれが出るわけではありません。